脂肪肝からほかの病気へ

脂肪肝は色々な原因から起こる病気で、いくつかの種類に分けることが出来る病気ですが、進行すると肝硬変になってしまうこともありますので注意が必要です。

脂肪肝から肝硬変に

肝臓が硬くなり表面が凸凹してくるのが肝硬変という病気です。肝臓の状態は二度と元には戻ってくれません。

肝硬変になると肝臓の機能が低下しますが、腎臓などが役割を果たすので初期のうちは気が付かない場合がほとんどです。

進行してくると薬を飲み続けなければ安静に生活を送ることが出来なくなるようになってしまいます。

アルコール性の肝炎や脂肪肝、ウィルス性肝炎などによって肝硬変になると言われています。欧米では脂肪肝から肝硬変になることが多く、日本ではウィルス性肝炎から肝硬変になることが多いと言われています。

日本の場合には脂肪肝から肝硬変になるのは3割ほどと言われています。脂肪肝などから肝硬変になっても、初期のうちはほとんど症状がありません。

進行すると疲れやだるさが強くなり、食欲も減りアルコールも受け付けなくなります。下痢や吐き気を訴える場合もあります。進行すると肝硬変独特の症状が出てきます。

男性の場合には乳房が女性のように膨らんだり、睾丸が小さくなったりします。手の平や小指の付け根などに赤い斑点のような模様が出たりすることもあります。胸や首のあたりにクモのような形で毛細血管が浮き出ることもあります。ガスが溜まりお腹が張ったり足がむくむこともあります。

脂肪肝から肝ガンに

脂肪肝から肝ガンになってしまうこともあります。肝ガンは日本でとても多くみられるガンで、死亡率が高い恐ろしい病気です。

男性の場合には胃がん・肺がんに続き第3位の死亡率となっていて、女性の場合には 胃がん・肺がん・大腸がん・胆のうがんに続き第5位の死亡率となっています。

肝ガンは男性のほうが多く、50歳以降に多くみられる病気となっています。肝ガンは肝臓にガン組織が出来る場合と、他のがん組織が肝臓に出来る転移性肝ガンが あります。

癌イメージ

肝ガンになってしまう大きな原因は肝炎ウィルスと言われています。慢性肝炎が進行して肝ガンになってしまうことが多いのです。肝臓の病気のひとつである脂肪肝が進行して汗ガンになることもあります。

他にも食品に含まれるカビ毒など、原因となるものがありますが、はっきりとしたことはわかっていないと言われています。

肝ガンも脂肪肝や肝硬変と同じように、初期のうちは自覚症状がほとんどありません。ガン組織が大きくなってくると肝硬変のような症状が出てきます。全身のだるさ、強い疲れ、食欲不振や吐き気、急激に体重が落ちるなどの症状があります。

症状だけをみると胃腸の病気なのか、肝臓の病気なのかはわかりません。肝ガンが更に進行してしまうと、黄疸が出たり熱が出たりします。また、上腹部に硬いしこりが出来たり、腹水が溜まったりします。

このような症状が出ると肝ガンはかなり進行していると言えます。

脂肪肝などから肝ガンになってしまうと出血に気を付けなければなりません。肝ガンは小さい癌でも破裂してしまうので、お腹に血が溜まることがあります。

脂肪肝や肝ガンを防ぐためにも定期的に検診を受けるようにしましょう。

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